海外へ行くと、もちろん現地でたくさんの発見があります。
空港の雰囲気。
街のにおい。
電車の乗り方。
スーパーの品ぞろえ。
カフェの空気。
人との距離感。
そして、なぜか毎回起きる小さな事件。
でも最近、ふと思いました。
本当にネタが増えるのは、旅行中ではなく、日本に帰ってきてからなのかもしれない。
海外にいる時は、ただ目の前のことを受け止めています。
ああ、この国ではこうなんだ。
このやり方もありなんだ。
日本と全然違うな。
でも、これはこれで普通なんだ。
そう思いながら過ごしています。
ところが日本に帰ってくると、急にいろいろなものが見えてきます。
なぜ日本は、こんなにルールが多いのか。
なぜ簡単なことを、わざわざ難しくするのか。
なぜみんな同じ行動を求められるのか。
なぜ「ちゃんとすること」が、こんなに重いのか。
海外に出る前なら、気づかなかったことです。
日本にずっといると、日本の仕組みが当たり前になります。
でも一度外に出ると、その当たり前が少しずつズレて見えてきます。
旅行は、ただの観光ではありません。
有名な観光地へ行くこと。
写真を撮ること。
名物料理を食べること。
もちろん、それも楽しいです。
でも私にとって旅の本当の面白さは、そこではありません。
朝、現地の人に混ざって歩くこと。
スーパーで水や果物を買うこと。
洗濯をすること。
電車やバスに乗ること。
近所のカフェでぼんやりすること。
そういう普通の時間の中に、その国の空気が出ます。
だから私は、観光ガイドのような本は書いていません。
「ここへ行くべきです」
「これを食べるべきです」
「この順番で回ると効率的です」
そういう旅ではなく、もっと生活に近い旅を書いています。
Airbnbを使って、暮らすように旅をする。
観光地だけではなく、日常を見る。
有名な場所よりも、普通のスーパーや駅やフードコートを見る。
その方が、私にはずっと面白いのです。
そして不思議なことに、そういう旅をすると、日本のこともよく見えてきます。
海外では、完璧ではないけれど自由な場面があります。
日本では、きれいで便利だけれど息苦しい場面があります。
海外では、多少いい加減でも物事が進むことがあります。
日本では、細かく整っているのに、人が疲れていることがあります。
この違いが面白い。
だから帰国してから、頭の中でネタがどんどん増えていきます。
あの国では普通だったこと。
日本では普通ではないこと。
日本では当たり前のこと。
海外では誰も気にしないこと。
その比較が、記事や本になります。
最近はKindleで旅シリーズを書いています。
バンコク。
シンガポールからマレーシア。
フィリピン。
そして、これからもまだまだ書きたい国があります。
どの本も、ただの観光記録ではありません。
海外で暮らすように過ごした時に見えたもの。
日本の外に出たからこそ気づいたこと。
そして、帰国してから改めて考えたこと。
そういう視点を入れています。
旅は、外を見るためのものです。
でも同時に、自分の国を見直すためのものでもあります。
日本にいる時には見えなかった日本。
海外に出たからこそ見えた日本。
そして、どこにいても変わらない自分の感覚。
それを少しずつ本にしています。
だから、私にとって旅行は終わっても終わりません。
飛行機で帰国した時点で、旅は終わります。
でも頭の中では、そこから別の旅が始まります。
それが記事になり、Kindleになり、また次の旅につながっていきます。
旅行中より、日本に帰ってからの方がネタが増える。
それはきっと、海外で見たものが、日本という国を照らし返してくれるからです。
そして私は今日も、その違和感と発見を、少しずつ文章にしています。
今回の記事で書いたような「海外に出たからこそ見えた日本」や、「暮らすように旅をする中で気づいたこと」は、Kindleの旅シリーズでも書いています。
観光ガイドとは少し違う、Airbnbを使ったリアルな旅の記録です。
気になる方は、こちらから読んでいただけます。


コメント